① 通貨ペアの選択
推奨の通貨ペアは、EURUSDとなります。
EUR/USDがFXトレードで最もテクニカル分析が機能しやすい理由は以下になります。
高い流動性
EUR/USDは世界で最も取引量が多い通貨ペアであり、高い流動性を持つため、テクニカル分析の信頼性が高まります。
狭いスプレッド
高い流動性により、スプレッドが狭くなり、テクニカル分析のシグナルに基づくエントリーやエグジットがより正確に行えます。
経済指標の影響
ユーロ圏と米国の主要な経済指標の発表が頻繁に行われ、それがテクニカル分析に反映されやすい。
ニュースの影響
主要通貨ペアとして、ニュースやイベントが迅速に価格に反映されるため、テクニカル分析による予測がしやすい。
市場の透明性
市場が透明であり、価格操作が比較的少ないため、テクニカル分析が効果的に機能します。
これらの理由から、EUR/USDはFXトレードにおいてテクニカル分析が特に効果的に機能する通貨ペアとされています。
もちろん、EURUSD以外の通貨ペアでも利用可能ですが、高い流動性、狭いスプレッドという部分はしっかりと意識して選択しましょう。
② エントリー条件
複数のフィルター条件が合えば売り買いのマークが出現します。
このマークが出れば、売り買いのチャンスとなります。
売りサイン

買いサイン

③ 損切り条件
・損切り指値(ストップ)は、直近平均足5本の安値高値から少し離したところに設定します。


【目安】
- 1分足:2ピプス程度
- 5分足:4ピプス程度
- 15分足:8ピプス程度
- 1時間足:16ピプス程度
- 4時間足:30ピプス程度
- 日足:50ピプス程度
④ 利益確定条件
1つ目のポジション
- 利益確定(リミット)は、直近のレジスタンスラインまたはサポートラインの少し手前に設定します。
2つ目のポジション
- 利益確定(リミット)は、2つ目のレジスタンスラインまたはサポートラインの少し手前に設定します。
※ チャート上にレジスタンスライン、サポートラインが確認できなければ、時間足を上げて確認してみましょう。基本的に、抵抗の手前で決済というアイディアでOKです。

【目安】
- 1分足:2ピプス程度
- 5分足:4ピプス程度
- 15分足:8ピプス程度
- 1時間足:16ピプス程度
- 4時間足:30ピプス程度
- 日足:50ピプス程度
【ストップ位置の調整】
- 最初のポジションが利益確定したら、2つ目のポジションのストップ位置を建値位置まで引き上げ、損失リスクをなくします。
- 2つ目のポジションの利益確定は、相場状況を考慮し、裁量判断で伸ばすことも可能です。
⑤ 簡易トレードパターン
使い方は様々ですが、シングルポジションで以下のような単純なルールを設定した場合でも、利益を残すことは可能です。
複利計算で、
100ドルに対して0.01ロット(スタンダード口座)でトレード。
セント口座であれば100ドルに対して1ロット使用。
1分足チャート、長期足は60分設定。
利確24ピプス 損切12ピプス

バックテスト①
約2年間で
資金100米ドル(約1万5千円) ⇒ 5,406,627米ドル(8億4550万5469円)
ドローダウン: 約20%
勝率: 55.47%
プロフィットファクター: 1.71
トレードは流動性の高いアメリカ時間(夜9時から午前1時ごろ)がベストな時間帯となります。